大田 実果

この会社の前身となる会社で、地球温暖化対策に関する調査、計画策定などの業務を担当していました。その後転職して、さまざまな業種を経験した後、昨年までは建設コンサルタントの技術者として大阪の企業に勤務していました。

建設コンサルタントという職種は転勤も多いですから「いずれは故郷の広島に戻りたい」という気持ちが少なからずありました。下の娘が広島の大学に進学して、さらに偶然にも前の会社の臨時の出張で広島に滞在していたある日、電車の中でばったり現在の上司にお会いして、そこで「戻って来てみない？」と誘われるという再会があったんです。重なる偶然にも運命を感じましたし、広島が大好きなので、戻ってくることを決めました。

とっても良い雰囲気だと思います。私、ある意味で色々な職場を見ていますから、それに比べてもアットホームな職場だと思います。「家みたい」というのは言い過ぎかもしれないですけど。でも、私が咳をしていると「ちゃんと病院に行かなくちゃだめよ！」って。上司も面倒見のいいお母さんみたいな感じですし（笑）。 ソリューション事業部はスタッフのいる拠点が離れているので、月に１回集まってミーティングや懇親会をしたりもしています。

復帰した後、昔担当していた地球温暖化の仕事ができたのはすごく嬉しかったですね。8年のインターバルがありましたから心配でしたが。「京都議定書」「チーム・マイナス6％」と注目された時代から、東日本大震災を経て、「パリ協定」で再び見直されて…という時期に戻ってきたので、この波に乗り遅れないようにがんばっていきたいですね。

あと、前職の建設コンサルタントでの資格や経験も活かせている部分もあって、色々な経験をしたことが、今につながっていること、そういう環境であることにはやりがいを感じます。

趣味は幅広くて、とりあえず思ったら何でもやってみるという感じです。最近は、友だちに誘われてヨガを始めました。体を動かすことは得意じゃなかったんですが、楽しんで続けています。

あとは、生物多様性の保全、生き物を守るボランティアを10年以上前から続けています。広島にしか生息していないヒョウモンモドキ（環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠA類・国内希少野生動植物種）という蝶の保護活動です。八幡湿原自然再生協議会に参加し、自然再生事業地の整備や保全のための活動もしています。これも、広島に戻りたかった理由の一つでもあるんですよ。

生き物といえば、犬も大好きで、黒柴の子といっしょに暮しています。親バカです（笑）。

自分のライフスタイルに合わせて働けるところでしょうね。産休も取れるそうですし、転勤も希望や家庭の事情を踏まえてくれますし。社員の話を聞いてくれる会社だと思います。

仕事の中ではもちろん厳しいですが、大きな心と、大きな耳でちゃんと聞いてくれる社長であり、会社であると思います。お客様から信頼される社員が多いのも「会社が人を大事にする、ゆえに人が育つ」みたいな要素があるのかなあ…という気がしますよね。

東和テクノロジーは、自分なりのワークライフバランスが取りやすい会社だと思います。仕事に没頭したいスタイルの人もいれば、プライベートと両立している人もいる。子どもを産んで復帰する女性もいる。時短や在宅勤務の人もいれば、私のような出戻りもいる。その人それぞれの仕事への想いや、人と違うことをわかってくれるというか、ダイバーシティというか。さまざまな価値観を容認してくれる会社だと思います。 だから自分の想いを実現して働きたい人には向いている会社ですね。そういう方に注目して欲しいと思います。